ズームレンズに交換して、離れていても斜めからかなり拡大して観察できるようになりました。
前回の試行錯誤した時の記事はこちらです。
レンズが届く
Aliexpressのレンズ専門店gooBuyストアから、注文していたレンズが届きました。
注文したのは、もともと付いていたのと同じような形状のレンズ(上の写真右)と、画角の狭いレンズ(上の写真左)です。レンズと一緒に、レンズのリストも送ってくれました。
画角の狭いレンズはスペシャルレンズのページに掲載されていて、画角は49度であることがわかります。もう一段画角が狭いレンズもあるようです。
レンズを取り付けてみる
画角の広い方から
もともと付いているマウントに取り付けることができました。
それでは電源を入れて基板を観察してみましょう。
対象の基板に実装されているICのピッチは0.5mmです。ICの手前に付いているコンデンサのサイズは1005M(0402)となっています。
もともと付いていたレンズと同じような対象物の見え方です。以前のレンズはピント調節中に傷をつけてしまったので、お風呂の中のようなモヤのかかった映像でしたが、新しいレンズではとても精細です。
デジタルズーム最大です。対象物から離れているので、ここまでしか拡大できません。
画角の狭いレンズを取り付ける
続いて画角の狭いズームレンズです。このレンズは焦点距離が長く、もともとの鏡筒の長さではピントが合いませんでした。レンズに付属していた鏡筒が、もともとの鏡筒の上に被さることができ、両面テープで固定できました。その鏡筒にレンズを取り付けます。
それでは電源を入れて観察してみましょう。
おおおお!かなり拡大して観察することができます。
デジタルズーム最大だとここまで拡大できます。0.5mmピッチのICのはんだの具合がよくわかりますね。
1005M(0402)サイズのコンデンサです。十分に観察できますね。
対象物とマジックルーペの間隔はこんな感じです。かなり離れていますが、大きく拡大できています。斜めから観察できるので、はんだの付き具合やブリッジなどを詳細に観察することができます。
スケールを観察
これは0.5mm刻みのスケールを観察している写真です。斜めから観察できるので、スケールの断面も見ることができます。
これはデジタルズーム最大の写真です。2mm程度の対象物を、斜めから画面いっぱいに表示できることがわかります。
マジックルーペ改造大成功
画角の狭いズームレンズに交換することで、マジックルーペが半田付けの確認目的に本領を発揮できるようになりました。
マジックルーペはAmazonでも購入できます。
私はAliexpressで購入しました。
レンズはAliexpressのgooBuyストアから購入しました。
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