自分で実装したUSB Type-Cコネクタが、はんだブリッジしていないか心配になったことはありませんか?
そんな方のためのUSB2.0Type-C端子間短絡発見器キットの、組み立て方と使い方をご紹介します。
このキットはkohacraftのshopで販売しています。
組み立て方
スイッチのはんだ付け
基板の左下にスイッチをはんだ付けします。
ゴム脚の貼り付け
基板の背面の四隅に、ゴム脚を貼り付けます。
電池をセットする
コイン電池を電池ホルダーにセットします。コイン電池は「CR2032」と書いてある面を表にします。コイン電池は付属していませんので、別途ご購入ください。
コイン電池を、電池ホルダーの手前のフックに引っ掛けます(②)。この状態で、電池の浮いている部分を上から押し込みます(③)。
電池がセットできました。
アクリルパネルの取り付け
アクリルパネルには保護シートが貼ってあります。この保護シートを剥がします。セロハンテープやガムテープなどを貼って、引き上げると剥がれやすいです。
基板にアクリルパネルを乗せて、四隅をねじ止めします。
完成!
スイッチを入れてみて下さい。「OK」のシアン色のLEDが点灯します。
使い方
検査したい機器をUSBコネクタに直接接続します。検査する機器は、電源が必ず切れていることを確認して下さい。
赤いスイッチを押します。
端子間の短絡がない場合には、OKのシアン色のLEDが点灯します。
はんだブリッジや、ハンダボールがあって、端子間でショートしている場合を試してみます。このコネクタを接続して、赤いボタンを押します。
ショートしているピンの間のLEDが点灯します。
VBUSとGNDは、コネクタの左右の両端に配置されて互いに接続されているため、右側のVBUSとGNDがショートしていますが、一番左のVBUSとGNDのLEDも同時に点灯します。
同様にD+とD-も2つあり互いに接続されているため、どれかのペアがショートしていると、どちらのLEDも点灯します。
これで安心
自分で実装したType-Cコネクタの、ピン同士がはんだブリッジしていないかチェックできるようになりました。
特にVBUS-GND間がショートしていたら、大変ですものね。
これで安心してUSBを接続できます。
このキットはkohacraftのshopで販売しています。
非常に珍しい「シアン色」のLEDはこちらで販売しています。
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