Padaukマイコンで、ただのスピーカーがメロディが鳴るスピーカーに変身しました。
マイコンの用意
プログラムの書き込み
前回はSOP8パッケージのPFS154でしたが、今回はSOT23パッケージのPMS150Cを使います。本来であれば、書き込み機にはSOT23のゼロプレッシャーソケットが実装され、ソケットを使って書き込みができるはずだったのですが、基板を修正する必要があることから、ソケットの実装は見送りました。というのも、SOT23のゼロプレッシャーソケットはとても高価なためです。
仕方がないので、変換基板にマイコンをはんだ付けして、ジャンパーワイヤーでライタに接続しました。この状態でプログラムを書き込みます。
マイコンを取り外し
プログラムを書き込んだマイコンを、基板から取り外します。マイコンの取り外しには、極低温でも溶けた状態を維持するアロイを使います。
右側のリードのアロイが溶けている状態で、左側のリードにアロイを溶かしても右側のアロイは溶けたままです。全てのリードのアロイが溶けた状態になるため、簡単にマイコンを取り外すことができます。
アロイを使って、基板からマイコンを取り外すことができました。
はんだ吸い取り線で、リードについたアロイを取り除きます。
組み立て
基板はPCBgogoに作ってもらいました。
実装
小さな基板にマイコンをはんだ付けします。
電源の線をはんだ付けします。
スピーカーをはんだ付けします。基板とスピーカーのサイズがぴったり同じで、一体感があります。
完成!
電源をつなぐだけてメロディーが鳴る、メロディースピーカーの完成です。
それでは聞いてみましょう。
ただのスピーカーが、電源をつなぐだけで音楽の鳴るメロディースピーカーになりました。
もう一種類、違う音楽のメロディースピーカーを作ってみました。
そろそろクリスマスですね。
こちらのメロディースピーカーは、後日プレゼント企画の景品にしたいと思っています。お楽しみに。
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