NOTゲートとMOS-FETを使って25MHzまで出力できるオシレータを作りました。
回路図
74LVC1G14というワンゲートロジックを使っています。最初の段で、MOS-FETとNOTゲートを使って発振しています。
続いてDフリップフロップで、周期を半分にしてデューティが50%の波形に整形します。
最後にバッファとしてNOTゲートを入れました。
部品
周波数の調整には、多回転のボリウムを使います。今回とても安価だったCカーブの物を使っています。使いにくにかなと思ったのですが、低周波で調整しやすく思いの外よかったです。
DCジャックは、ねじ止め型にしました。ドリルで8mmの穴を開けるだけで良いので、加工しやすいです。
取り付けると、こんな感じになります。
中身
ケースはレーザーカッターでMDFをカットして作りました。
回路は周波数が高いのでなるべく小さく作りました。ユニバーサル基板で、なんとかはんだ付けしました。
波形
一番低い周波数の波形です。周波数は247kHzでした。
10MHzの波形です。74LVCシリーズなのでリンギングが結構あります。
最大周波数の波形です。27.6MHzでした。
フリップフロップが入って出力周波数は1/2になっているので、回路中では50MHzで発振していることになります。74LVCシリーズすごいですね。
25MHzまで出力するオシレータ
便利なオシレータが完成したので、色々な実験に使っていこうと思います。
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