PCBgogoから実装見本の写真が届きました。そろそろ完成して基板が届きます。受け入れ準備を始めます。
実装見本の写真が届く
いつもお世話になっております。PCBGOGO営業部の○○○です。
ご注文頂き、誠にありがとうございました。
注文番号:B81582ASP42+S-B81582ASP43
ご実装注文について、サンプルできました。
添付のサンプル写真ご確認お願いいたします。
OK出れば次の作業に手配いたします。
お手数ですが、ご確認の程よろしくお願い致します。
PCBgogoから実装見本の写真が添付されたメールが届きました。
一番左の写真は基板表面の写真、中間は背面の写真、右側はLEDの取り付け方向が正しいことを説明してくれている写真です。
実装見本が届いたら、チェックしないといけないのが、極性のある部品の向きが正しいかどうかです。というのも、CADが出力する部品の向きと、実装機が部品を実装する向きは必ずしも同じではなく、実装オペレータが部品の向きを一つ一つ合わせているためです。
送られてきた写真と、KiCadの3Dビューアの画像を比較して、ダイオードの向きを一つ一つチェックしていきます。
全ての部品が正しい向きに実装されていました。
綺麗に作っていただきありがとうございます。
チェックしました。全てOKです。
引き続き実装作業をお願いします。
よろしくお願いいたします。
PCBgogoにOKのメールを送ります。PCBgogoは全て日本語でOKです。
いつもお世話になっております。PCBGOGO営業部の○○○です。
ご確認ありがとうございます。
承知致しました。
では次の作業に手配いたします。
引き続きよろしくお願い致します。
すぐに返事が返ってきました。これで全ての基板に部品が実装されます。
シールドケースを加工する
今回の回路はインピーダンスが多少高いため、シールドケースでカバーをします。このシールドケースに「kohacraft.com」のロゴを入れたいと思います。
塗装
スプレーで表面を塗装します。色は暗いメタリックグレーのMr.カラースプレー 黒鉄色にしてみました。基板が60個届くので、60個制作します。
レーザーカッターで刻印
レーザーカッターで文字の部分を焼くことで、文字を刻印します。
完成
黒いメタリック塗装がいい感じです。シールドケースが完成しました。
基板が届く
実装OKのメールをしてから4日で、PCBgogoから基板が届きました。
あれ?基板が10枚入っているにしては、箱が小さくない?
開けてみると、部品が実装された基板は2枚だけです。しかも片方は6つのうち2つは実装されていません。残りの8枚の基板は未実装です。
子基板10個しか実装されていません。
はっ!
発注時のパラメータを再確認してみます。「実装枚数」のところに8と書いています。これは後でメールで10に変更しました。
その下に注意書きがあります。
あーーーーーー。面付けした基板の枚数を指定するのではなく、子基板の数を指定するんですよ。面付けした基板を10枚実装してもらいたかったのですが、子基板10個しか実装されないわけです。これは間違えました。
動作チェック
仕方がないです。届いた10個の動作チェックを開始します。
このバッテリー過放電防止回路は、ボリウムでON,OFFする電圧を設定できます。今回は10.5VでOFFするように設定しました。OFFの電圧の+1VでONします。このため、11.5VでONしています。
電圧を下げていくと10.5VでLEDが消えてOFFしかことがわかります。
さすがPCBgogoで実装された基板です。10枚の基板全て正常に動作しました。
梱包
基板を帯電防止チャック袋に入れて、コネクタとシールドケースも同梱して、過放電防止回路キットの完成です。
コネクタとシールドケースがあと50個も余ってしまいましたが、次回量産した時に使おうと思います。
鉛バッテリーを過放電から保護をしたい場合にご利用ください。

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