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PCBWayのUVプリント基板定規をデザインしました

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PCBWayの定規をデザインするチャンスをもらったので、UVプリント基板定規をデザインしました。

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定規の目盛りをデザイン

まずは、定規の目盛りをデザインします。イラストレータでグリッドを1mm間隔にして目盛りを描いていきます。

この目盛りの画像をベースに、定規をデザインしていきます。

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デザイン1

表面

これまでの一般的な基板定規とは全く違うデザインにしたいと思い、デザイナーさんに「フルカラーを活かしたカラフルなデザインにしてほしい」とだけ伝えて自由にデザインしてもいました。そうしたら、こんな素敵なデザインを考えてくれました。

Cuレイヤーを作ります。右側にPCBWayのロゴを入れました。このCuレイヤーは金メッキ仕上げにします。SGV形式で保存してKiCadで読み込んで、基板のデータに使います。

UVプリントのデータを作ります。Cuレイヤーの部分は金メッキ仕上げにするため、透明にしてあります。

KiCadの3DビューアにUVプリント画像を合成してみました。デザイン1の表面は、こんな感じになる予定です。

裏面

裏面は、せっかくのフルカラープリントなので、LEDなど光の波長からその色がわかるよう、波長対色のカラーマップを描きました。これを見ると、例えば「460nmの光は?」と思ったら460の目盛りの色を見ることで「青」とわかります。

その横にはICパッケージのサイズ感がわかるように、フットプリントを描きました。

一番右には、ICとその配線を配置しました。配線はレジストが被らないようにして、配線が見えるデザインとしました。

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デザイン2

表面

こちらの定規は、PCBWayを強調するデザインにしようと思います。中央にロゴを大きく配置しました。目盛りとロゴは金メッキ仕上げにします。

フルカラーUVプリントを意識して、カラフルな画像を背景に入れました。

完成すると、こんな感じになる予定です。

裏面

裏面はデザイン1と同じです。光の波長対色のカラーマップと、フットプリントです。

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完成!

PCBWayで製造し、出来上がった定規の写真を送ってもらいました。

PCBWay Officalのtwitterにもちょっとだけ登場しました。

この定規は、アメリカで開催されるイベントで配布するそうです。