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高精度なデジタルマルチメーターADCE7351Aをもらいました

先日、母校の研究室に遊びに行きました。そうしたら、高精度なデジタルマルチメーターをもらってしまいました。

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高精度デジタルマルチメーターをもらう

研究室の教授が、前職の職場で不要になった測定器を格安で譲ってもらっていて、それらの様々な測定器が研究室に所狭しと並んでいます。

今後処分することになるので、好きなの持っていっていいよと言われました。

これまでテスターで測定していたのですが、もっと精度良く測定できたらいいなと以前から思うことがありました。

そこで棚にある測定器を物色していると、デジタルマルチメーターを発見しました。

そこにあったデジタルマルチメーターは、アドバンテストのADCE7351Aという測定器です。電圧・電流・抵抗・周波数を高精度に測定できる、かなり本格的な機材です。

2台あって、そのうち1台だけもらおうと思ったのですが、「いらないから持ってって」ということで、2台ともいただいてしまいました。2台あると、電圧と電流を同時に測定ができますしね。

他にも、あれもこれもあげるって言われながら、いろいろいただいてきました。

ただ、もらってきたデジタルマルチメーターは本体だけで、ケーブル類は付属していません。3P電源ケーブルと、テストプローブを用意する必要があります。

どちらもわりとどこでも手に入りそうなものですが、テストプローブについてはひとつ注意が必要です。

安いテストプローブは、ケーブルの中に細い銅線が5〜6本しか入っていないことが多いです。電圧を測るだけならそれでも問題ないのですが、電流を測る場合はあまりよくありません。

この測定器は最大10Aまで測定できるのですが、細い銅線5〜6本ではその電流を流すと損失が大きくなってしまい、正しい値が測れなかったり、テストプローブ自体が発熱してしまう可能性があります。

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まともなテストプローブを探す

そこで、まともなテストプローブを探すことにしました。

秋月電子では見つからなかったので、共立エレショップでテストプローブを片っ端から調べていきました。

すると、「HIRSCHMANN TEST AND MEASUREMENT テスト チップ プローブ 4mm バナナプラグ」というものを見つけました。データシートも用意されていて、ドイツ製で電流は16Aまで対応しているとのことです。

センサーや産業機器向けの製品を作っているドイツのメーカーなので、中華製の格安品と違って、スペック通りの性能は出るだろうと判断しました。

しかし1本2,500円もするので、赤と黒を揃えると5,000円です。測定器が2台あるので、テストプローブも2セット必要になり、合計で1万円というなかなかの出費になってしまいます。

ただ、こんなに精度の高い測定器を手に入れたのに、テストプローブでケチって正しい値が測れなかったら、普通の安いテスターで測るのと変わらなくなってしまいます。それでは意味がありません。そこで多少高くても、ドイツ製の信頼できそうなものを購入することにします。

共立エレショップでは3P電源ケーブルも扱っていたので、テストプローブと一緒に注文しました。テストプローブがFarnellの取り寄せ品だったので、少し時間がかかりましたが注文から5日で届きました。

後からわかったのですが、私はFarnellのアカウントを持っているので、Farnellから直接購入した方が安かったのでした。

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お高いテストプローブ

購入したテストプローブは、銀色の静電防止袋に入って届きました。デジキーやLCSCで購入したみたいな感じです。

このテストプローブ、普通のテストプローブと違う特徴があります。バナナプラグ側がL字に曲がっておらず、まっすぐなんです。測定器に差し込むと、ケーブルがまっすぐ前に飛び出す形になって、これがなかなか使い勝手がいいと思います。

さっそく2台の測定器で同時に電圧を測定してみました。すると、20Vレンジで2台の誤差はたったの0.5mV。かなり正確に一致していて驚きです。さすがアドバンテストの測定器です。

測定器の右に写っているニキシー管時計はこれです。

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ワニ口クリップも試してみる

もうひとつ、便利そうなアイテムも見つけました。「オーム電機 テストリード用ワニ口クリップ」です。

テストプローブの先端に取り付けることで、プローブの棒側をワニ口クリップに変身させるというものです。ドイツ製のテストプローブに取り付けられるかわからなかったのですが、試しに1つ購入してみました。

結果、無事に取り付けることができました。ワニ口の大きさはミノ虫クリップよりかなり大きいので、細かい場所を挟むのには向かなそうですが、その分大きな電流を流しても大丈夫そうな気がしています。10Aくらいはいけるのではないかと思いますがどうでしょうか。

早速もらってきたデジタルマルチメーターで抵抗値を測ってみました。

・テストプローブの棒どうしを接触させる:最小のポイントを頑張って探して19mΩ

・ワニ口を取り付けてワニ口どうしを噛み合わせる:16mΩ

なんと、ワニ口を付けた方が抵抗値が低くなりました。丸いテストプローブの棒どうしを接触させたので接触抵抗が高くなってしまったのだと思います。なので、ワニ口クリップを付けた状態でも最大の10Aまで測定しても大丈夫でしょう。

というか、mΩが測れるなんて普通のテスターでは無理ですよね。高精度デジタルマルチメーターってすごいですね。また、mΩを測るのであればテストプローブはケーブルの抵抗値が小さい方がいいので、16Aまで対応していることから導線が太く低抵抗と思われるドイツ製の物を買っておいてよかったです。

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精度の高い測定環境が手に入ったよ

ちょっとした出費はありましたが、これでかなり精度の高い測定ができる環境が整いました。母校からいただいた測定器を活かせる状態になってよかったです。

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