PCBWayのUVプリント基板で作った、クリスマスオーナメントキットの組み立て方をご紹介します。こちらのキットはプレゼントしておりますので、下のページより是非ご応募ください。プレゼント企画はPCBWay様にご協力頂いております。
内容物
1キット分の部品は、以下のとおりです。
- 専用基板
- LED 6個(ホワイトまたはアイスブルー)
- コイン電池 CR2032
- 紐
もし不足がございましたら、ご応募時に届いたメールへお知らせください。
組み立て
LEDをはんだ付け
LEDをはんだ付けします。LEDには極性があります。長いリードが+です。
+ と書かれた穴に、長い方のリードを差し込み、はんだ付けします。
6カ所にLEDをはんだ付けすれば、はんだ付けは完了です。
電池のセット
文字の書かれている面を上にします。①電池ホルダーの左側の爪に電池を引っ掛けます。②右側の電池を押し込みます。
電池がセットできました。
紐を結ぶ
基板の穴に紐を通して結びます。
点灯試験
右側の小さなスイッチを、上にスライドさせます。LEDが点滅し始めます。
もしも光らないLEDがあったら、極性を逆に取り付けてしまった可能性があります。一旦取り外して、正しい向きに取り付け直してください。
完成
お好きなところに飾って、クリスマスを楽しんでください。
光り方はランダムっぽいですが、実は規則性があります。プログラムは以下の記事のようになっています。
こちらのキットは、PCBWay様にご協力によりプレゼントしておりますので、下のページより是非ご応募ください。
PCBWayにUV印刷基板を発注する方法
PCBWayでは意外に簡単に、UV印刷を施した基板を製造してくれます。
用意するデータ
- 1200dpiのPNG画像データ
- 基板と画像の位置関係を示す画像データ
の2つを用意します。
1200dpiのPNG画像データ
今回の雪の結晶の画像ファイルです。基板サイズぴったりにしておくといいでしょう。基板のサイズが75mmx165mmで、1200dpiの解像度の画像を用意するので、
横 75mm x 1200dip / 25.4mm = 3543ドット
縦 165mm x 1200dpi / 25.4mm = 7795ドット
のサイズの画像となります。
ここに印刷したい画像を貼り付けます。
そして、UV印刷しない部分を透明にして、PNGファイルとして保存します。
PCBWayは白い部分は白いインクで印刷されます。このため、黒いレジストや緑のレジストでも画像の通りの色に印刷されます。透明な部分は何も印刷されません。
ファイル名は「UVprint_topside_75mmx165mm_1200dpi.PNG」と表面に印刷することと画像サイズも一緒にファイル名に入れました。
基板と画像の位置関係を示す画像データ
基板にどのように印刷するかを指示する画像も用意します。画像と基板のサイズが同じであることを図で示しました。
この画像を、pdf(またはjpg)にしてファイル名を「UVprintingReference.pdf」としました。
発注時のデータ
通常は「gerbers」フォルダにガバーファイルが入っているだけなのですが、UV印刷する際には「images」フォルダを作って、先ほど作った2つの画像ファイルを入れます。
これら「gerbers」フォルダと「images」フォルダを、1つのzipファイルに圧縮します。
発注
発注時には通常通り製造パラメータを設定し、「UV printing Multi-color」のところを「なし」から「Single-sided:Top」に変更します。
UV印刷時と通常のシルク印刷との違いはここだけです。
両面のデータを用意して「Double-sided」を選択すれば、両面UV印刷の基板が作れちゃいます。
アップロード
ガーバーファイルのアップロードの時に、先ほど作った「gerbers」「images」フォルダを一緒にしたzipをアップロードします。
あとは、発送手段の選択と支払いをすればUVプリント基板の発注完了です。
意外と簡単UV印刷
意外と簡単にUV印刷基板は作れます。挑戦してみてはいかがでしょうか。
もっと詳しくはこちらの記事をご覧ください。
生い立ち
このキットは、キットに使用するマイコンの書き込み機の製作から始まりました。
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