
大きな地震が発生すると、食器棚や収納庫の中の物が、揺れで飛び出してくる恐れがあり、とても危険です。台所の収納庫にはロックが付いていなかったので、取り付けてみました。取り付けたからと言って、使い勝手は普段と全く変わりません。地震の時だけ機能してくれます。
今回買って取り付けたのは、こちら。パーフェクトロックです。耐震ラッチという物で、食器棚や戸棚の開き扉に取り付けて、地震によって扉が開いてしまうのを防ぐ防災グッズです。
この器具は、扉側と棚側の2カ所の正しい位置に取り付けないといけないため、位置決めがちょっと難しいですが、位置決めさえしっかりできれば、ネジ止めだけで簡単に取り付けられます。
位置決めプレートの作成

パッケージの台紙を開くと、中が取り付けのための説明書になっています。この右下の部分が、位置決め用のプレートになります。

ハサミで切り離します。

真ん中で折り曲げます。

説明書にはありませんが、山折りの線から1cmくらいでカットします。位置決め作業がやりやすくなります。

点線のラインで折り曲げます。

両面テープと書いてある面に、両面テープを貼ったらプレートの完成です。
穴あけ
器具をネジ止めするための穴を開けます。

このように、扉の端から1cmくらいに、Aの面を下にして、棚の上面と扉の間に位置決めプレートを挟みます。

この状態で、プレートにある丸の中心2カ所を、キリなどで刺して穴を開け目印をつけます。

プレートがずれないように、扉をゆっくり開けて、今度はB面の丸の中心2カ所を、キリで穴を開けます。

3mmのドリルでネジの下穴を開けます。この作業はやらなくてもいいですが、合板は硬くてネジ止めに力が必要となるので、下穴があると楽にネジ止めができるようになります。
プレートを使ってつけた目印4カ所、下穴が開けば穴あけ作業は完了です。
器具の取り付け

赤いシールが手前になるよう、先ほど開けた下穴にネジ止めします。

扉側の器具も、器具の向きに注意して下穴を使ってネジ止めし
ます。
器具の下側が平ら、上側が斜めになる向きに取り付けます。

扉を閉めてみて、扉側の器具の中に、棚側のフックが入っていれば大丈夫です。
シールを剥がして完了

赤いシールを剥がせば、完了です。

棚側のフックが、扉側の四角にすっぽり入っています。普段このフックはフリーの状態で、ロックされていないので、扉のは自由に開閉することができます。

台所の収納庫が、30分くらいの作業で安全な戸棚になりました。
関連記事
コメント