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Demagnetizer(脱磁器)の作り方

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磁化してしまったピンセットやラジオペンチの、磁気を消す装置を作る方法をご紹介します。

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原理

脱磁器の原理
脱磁器の原理

脱磁器の原理は簡単です。コイルに交流を流し、N極とS極の磁界を交互に発生させます。この磁界の中に磁化した金属を入れ徐々に離すと、金属がN,S,N,S,N,Sと変化している間に自分の磁気を失います。

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コイルを巻く

コイルを巻くボルト
コイルを巻くボルト

このボルトに銅線を巻いてコイルにしたいと思います。

ボビンを自作
ボビンを自作

このままでは銅線が巻けないので、ボビンを作りました。両サイドはMDFをカットし、芯の筒の部分は3Dプリンタで制作しました。

銅線をを巻く

0.3mmのポリウレタン線を巻いて行きます。

最終的に何ターン巻いたかわからなくなりましたが、100mHになりました。

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回路

脱磁器の回路図
脱磁器の回路図

上の図が脱磁器の回路図です。制作したコイルに、4.7uFx3のコンデンサを接続することで交流的には抵抗となり、程よい電流がコイルに流れます。

コイルの10mHは50Hzで55Ω程度、4.7uFx3のコンデンサは50Hzで340Ω程度、なので全体として流れる電流は260mA程度となります。

ただ260mAが常に連続で流れるわけではなく、PTCサーミスタが入っているので、10秒から30秒すると電流はほぼ流れなくなる安全設計になっています。

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ケースに納める

タカチのケースに納めてみました。結構ギリギリでした。

写真の上の物は以前作った脱磁器です。直流12VからHブリッジを使って交流を生成し、磁界を発生させる仕組みです。コンセントを使った今回の方法の方が、小さく収まりました。

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使ってみる

意図的に磁化させたラジペンです。部品のリードが磁力でくっついてしまいます。

脱磁器を動作させながら、コイルにラジペンを近づけ、徐々に離します。これで脱磁完了。

ラジペンを部品のリードに近づけても全くくっつきません。大成功です。

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脱磁器完成!

これで、ラジペンやピンセットに部品がくっついてしまう症状から解放されます。いいものができました。