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電気自動車リーフで「EVシステム停止」の対処法

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冬の朝、リーフでアクセサリー電源ONだけでカーナビを操作していたら、電源が落ちて突然メーターに「EVシステム停止」が表示されました。

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EVシステム停止とは

ディーラーの人によると「EVシステム停止」になるには、リーフの各機能モジュール(メーターとかエアコンとかエアバッグなど)が異常を検知した場合や、各機能モジュールとの通信に失敗した時に発生するということです。

しかしながら、各モジュールの不良や通信不良は事故でもしない限り基本的には起こりにくく、主な原因は12Vのバッテリー上がりが原因だそうです。

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リーフは12Vのバッテリーも積んでいる

リーフは電気自動車なので、モータを駆動するための大容量のリチウムイオン電池を搭載しています。

それだけではなく、12Vのアクセサリーを動作させるための12Vの鉛バッテリーも搭載しています。しかも、EVを起動するためには、本体のリチウムイオン電池が100%でも、この12Vがないと起動できません。

通常、EV電源をONしていると、リチウムイオン電池から鉛バッテリーへ充電されます。昨日400kmくらいの走行をしたので、バッテリーは満充電のはずです。しかし10分程度のカーナビの操作で、鉛バッテリーが上がってしまいました。

鉛バッテリーの電圧を測定すると、11.58Vしかありませんでした。

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鉛バッテリーを充電

鉛バッテリーの充電切れが原因なことがわかったので、充電します。

電流制限機能のある電源の場合、電圧を13.6V、電流を最大電流(2Aや3Aなど)に設定して、鉛バッテリーに接続し充電します。しばらく放置すると、13.6Vまで充電されます。

もし電流制限機能のない電源の場合は、その電源の最大電流が流れるように電圧を調整します。例えば2Aが最大電流の電源だった場合、2Aになるまで電圧を上げます。例えば電圧を上げてき、2Aになった時点の電圧を12Vとすると、その12 Vの電圧でしばらく充電します。しばらくすると充電と共に電流が低下してきます。そうしたら、また2Aになるまで電圧を上げます。これを繰り返して13.6Vまで充電します。

今回は2Aで充電しましたが、10分ほどで13.58Vまで上昇してしまいました。こんなに早く充電できるはずがないので、おそらく鉛バッテリーの容量が抜けて寿命なのでしょう。

13.58Vまで充電できたので、EVの電源を入れてみます。すると、何事もなかったかのように、いつも通りに起動しました。

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鉛バッテリーの交換

「EVシステム停止」が初めてのことで、バッテリー以外にも何か問題がないか確認することも含めて、日産のディーラーでバッテリー交換をしてもらうことにしました。

バッテリーの代金が32800円なのですがキャンペーンで20%引きでした。鉛バッテリーって高くなりましたね。3万円ですか!

それに比べて工賃が1200円って安すぎではないでしょうか。

EVシステムのチェックをしてもらったところ、エアコンやメーター、エアバッグなどの機能モジュールが電圧の低下を検知したことが記録されていたということです。

単純に、バッテリー上がりであったことが確認できました。

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慌てず充電

EVリーフで、電源投入時に「EVシステム停止」となった場合には、12Vの鉛蓄電池の電圧を確認し、電圧が低下していたら充電してみてください。

メーターに様々な異常ランプが点灯して、車が壊れたかと思って焦りましたが、ただの鉛バッテリー上がりでした。