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孤独のコハペペグルメ

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「昔ながらのナポリタン ぱんちょ」
東京都外神田。別名秋葉原。昔は電気街として賑わっていた街だ。
ジャンク部品からパソコンの街へ、メイド喫茶、外国人の爆買いスポット。時代に合わせて常に最先端を行っている街と言ってもいいだろう。
昔は食べるところがあまりなく、よく行くお昼のお店としては牛丼の「さんぼ」くらいだったかなぁ。
そんな事を考えていたら、なんだか、腹が、減った。
ん?ナポリタン専門店?改めてナポリタンはうまいと言わせたい?
いいじゃないか。いじゃないか。昔学校の給食で食べたようなナポリタンが味わえるのか。そうだ。今の私にはそんな料理がお似合いだ。
入ってみようではないか。
店員さんに食券を渡すとサイズを聞かれた。「お、大盛りで」
しまった。お腹が空きすぎて大盛りをたのんでしまった。さーて、どんな量が出てくるのか。
それにしても、店内にはフィギュアがいっぱい飾ってある。さすが秋葉原だ。
店員「ナポリタン 600gでーす」
ぎょぎょ。600g?!銀色のお皿にドーンと盛られたナポリタン。パスタでこの量は見たことがない。しかもみそ汁付き。パスタにみそ汁って合うのだろうか。
「いただきます」
おおぉ。太いソフト麺に濃厚で甘いトマトケチャップ。いいじゃないか。いいじゃないか。どんどんいける。確かに懐かしいナポリタンだ。
しかし、食べても食べても無くならない。どんなに食べても減らない。不思議な麺だ。だんだん苦しくなってきた。
つらい。でもうまい。つらい。でもうまい。つまいとうまいで、つらうまい。
がんばれ俺。もう少しだ。
「ふぅー。ごちそうさま」なんとか食べきった。こんなにナポリタンを腹一杯食べたのは初めてだ。もう、動く気もしない。
すごい。さすが秋葉原。期待を裏切らない。いやむしろ想定外だ。