PR 記事には広告が含まれています
スポンサーリンク
Translate

メイカーフェア東京2020(MakerFaireTokyo2020)でカッコかわいいLEDたちに出会ってきました

スポンサーリンク

スポンサーリンク

Maker Fair メイカーフェア 東京

物づくりの人たちのための祭典、メイカーフェア東京に遊びに行きました。

電子工作、機械工作、音楽、木工、手芸、教育、物づくりが絡んでいて面白ければ何でもOKな、とても楽しいイベントです。kohacraftでも2015,2016年と2回、出展者として参加したことがあります。

アイデアが炸裂した電子工作の展示や、mbedねこちゃんプログラミングのハンズオンなどを行い、とても楽しく、そしてとても疲れた記憶があります。

今回は、見学者としてメイカーフェア東京を久しぶりに楽しみました。作った理由や使った技術など、どれも興味深い物ばかり。たくさんの展示作品の中から、カッコ良かったりかわいかったLED作品を紹介したいと思います。

だんごシッポさん

目を開けて瞬きするかわいい猫のロボット達の展示があったのですが、とても気になったのが、これ。

猫の形をした7セグメントLEDです。光造形の3Dプリンタで、遮光の部分と、光を通す部分をそれぞれ作って、組み合わせたそうです。フェアでは光っていませんでしたが、光っている写真を見せていただきました。

コハクラフトさんも3Dプリンタで7セグメントLEDを作っていましたが、

3Dプリンタのおかげで、こういったデザイン性のあるオリジナルのセグメントLEDがどんどん創造できるということですね。可能性をとても感じました。

だんごシッポさんのブースは、かわいい作品がいっぱいでした。

Silriumさん

チップLEDを60個はんだ付けする時計キットで有名なSilriumさんでは、フルカラーの7セグメントLEDを作っていました。

セグメント遮光部分を独自にデザインし、くり抜いた中にネオピクセルLEDを入れました。このため、世の中には珍しいフルカラーの7セグメントLEDとなっています。

このフルカラーの7セグLED、ネオピクセルLEDのRGBの3つの色が、綺麗に混ざって見えるように、シートを載せるのがポイントだそうです。普通の紙では色が混ざらないため、3Mの特殊な拡散シートがベストだっとといことです。

オリジナル7セグって深いですね。

Silriumさんの7セグ愛はもっと深く、大量の7セグLEDを使用した時計もありました。明るく光っているところが現在の時刻で、そのほかの数字はランダムにアニメーションしています。映画のマトリックスの背景みたいな感じと言ったらいいでしょうか。このアニメーションにはいくつかのモードがありスマホから変更できます。

基板の裏側はこうなっています。7セグLEDの間に、マイコンやICなど電子部品が綺麗に収まっています。

この時計もキット化する予定だそうで、チップLEDが60個載ったLED時計同様、作るためにはかなりの愛情が必要そう。愛情たっぷりのとても楽しい作品たちでした。

わいらぼ(yi lab)さん

木材(山桜)を削り出したケースの中に、チップLEDが入っていてドットマトリクスLEDのようになっているLEDモジュールです。このモジュールは数字と演算子が表示できて、自由に設定できます。モジュールを数式のように並べることで、互いが通信し、計算結果が一番右のモジュールに表示される仕組みになっています。

形状がニキシー管のIN-12Bみたいでかわいいなと思いました。

木製のケースは業者さんにCNCで削り出してももらっているそうです。小さなケースの中にマイコンが入っています。今後は非接触給電できるようにする予定だそうです。

木の質感って、優しい感じがしていいですね。

Octdeerさん

写真ではわかりづらいですが、このチュッパチャップスは光っているんです。しかもそれぞれのキャンディーが個別に光るんです。個別に光って音楽のスペクトルが表示されていました。

Arduinoで音楽のスペクトル解析をするプログラムもすごいですが、彼らは何より包紙が破けないようにキャンディーから取り外すのが難しかったということ。

情熱が伝わってくる素晴らしい作品でした。

ねくある(NEXT+α)さん

機械的に[CRL]+[s]を押してくれて、作成途中の文章を保存してくれる「論文まもるくん」(熱センサを使って手がキーボードに乗っている時には動作しない機能付き)や、目覚ましが鳴ったら機械的に自動で止めて次のスヌーズが鳴るまで寝かせてくれる「アトゴフンダケ」も面白かったのですが、手動のカウンターを時計に改造した「Kachi Kachi 2020」も面白かったです。

サーボモーターで手動カウンターのスイッチを引っ張り、カウントアップさせて、時計を表現にしています。

マイコンにはM5Stack Atom Liteを使っていて、ネットワークに繋がりNTPサーバより時刻を取得しています。そのため、メカニカルな時計ですが正確な時刻を表示するNTP時計となっています。

59分から00分への時間の繰り上がりは、40回サーボを動かして対応。電源投入時は、0000から現在時刻までカウントアップしないといけないのですが、1111からスタートすることにも対応できるようになり、初期化の時間短縮が可能になったということです。

本当に愛すべき作品です。

この展示で初めてM5Stack Atom Liteというマイコンモジュールを知りました。

M5StickCからディスプレーとバッテリーを取り除いた、小型のESP32モジュールです。これは便利ですね。今度試してみたいと思います。

スポンサーリンク

秋葉原へ

MakerFaireの後は秋葉原に寄りました。

ShigeZone

秋葉原に寄ったら絶対訪問するShigeZone。ラジオデパートの中にありますが、3階から1階に引っ越していました。商品の数もものすごく増えていました。

HDMIのキャプチャが880円で販売されていました。

以前買ったこれに近いのかもしれません。

だとしたら、とても便利でお得です。HDMIを気軽にモニターに表示したい場合に便利だと思います。

今とても気になっているのが、この計数モード付きのはかりです。kohacraftのshopで販売しているキットの、部品を数えるのがちょっと大変な時があるので、部品の数をカウントできる機能に魅力を感じています。

家電のケンちゃん

レトロゲーム機の専門店ですが、ここでTokyoFLIP-FLOPさんの定礎シールをもらってきました。定礎はんこと、基板でできたフロッピーディスクも無料でありました。

秋月電子通商

今は、日曜日と祝日は閉店しているんですね。お店がお休みでした。

スポンサーリンク

MakerFaire楽しかったです

久しぶりのMakerFaire東京、熱いメイカーのみなさんから、物すごい熱量をもらいました。とても素晴らしいイベントですね。次回のメイカーフェアは岐阜県大垣市で12月に開催されます。