今回はスイッチをタッチスイッチにしたいと思います。
前回の記事はこちらです。
タッチセンサ
タッチセンサICのTTP223を使います。
ICに外付けの部品はほぼ不要です。3ピン(I)に接続された金属に人がタッチすると、1ピン(Q)から信号が出力されます。
出力信号を、6ピン(TOG)と4ピン(AHLB)の状態によって設定できます。
6ピン(TOG)をLow(0V)にして
4ピン(AHLB)がLowの場合、タッチするとQがON、離すとOFF
4ピン(AHLB)がHiの場合、タッチするとQがOFF、離すとON
になり、
6ピン(TOG)をHi(3V)にして
4ピン(AHLB)がLowの場合、電源ON時にOFF、タッチする度にON,OFF,ON...と変化します
4ピン(AHLB)がHiの場合、電源ON時にON、タッチする度にOFF,ON,OFF...と変化します
となります。
6ピン(TOG)によって、タッチした時だけ反応するか、タッチする度に信号が変化するかを設定できます。とても便利なICです。
今回は、タッチした時だけHiになって欲しいので、6ピン(TOG)と4ピン(AHLB)をLowにします。
回路図
TTP223のTOGピンとAHLBはGNDに接続した方がいいのですが、オープンでも良さそうです。
タッチセンサの完成済みモジュールもAmazonで売っています。これを接続してもいいですね。
組み立て
スイッチの代わりに、タッチセンサの回路を接続しました。タッチするたびに、確認用のLEDが点灯するので、タッチセンサが動作していることがわかります。
消費電流
スリープ中の消費電流は1.5uAとなりました。タッチセンサのICが1uAということですね。この程度であればコイン電池でしばらく動作しそうです。
さて次回は
基板化して壁に設置できるようにしたいと思います。
2025.4.21 追加 続きはこちら。
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