現在ねこちゃん工場で製造中です。工場の方のご厚意で、製造中の様子を見せてくださるそうです。
それでは一緒に見学していきましょう。
機械がずらりとならんでいます。手前がハンダを印刷する機械です。「ハンダを印刷」ですよ。
普通は金属のハンダをハンダごてで溶かして付けますよね。この機械はペースト状にした特殊なハンダのインクをハンダ付けする部分だけに印刷していきます。
次が部品の実装機です。これで手で位置決めするのは辛い辛い小さい部品を正確な位置に配置してくれます。
そして、灼熱の部屋に入ってペースト状のハンダが溶けて、基板と部品にくっつきます。灼熱具合も適当ではだめで、部品や基板、気温などによって微調整する、職人技が必要なんです。
ねこちゃんがいっぱい出てきます。
とても小さいくとてもピッチが狭いので、正しくハンダでついているか、となりどうしが間違ってつながっていないか、最後に人の目で一つ一つ確認してくれています。いくら機械の精度が高くても、ある確率ではミスが発生してしまうので、最終的には人が確認が必要なんですね。
基板は機械で実装しやすいように、複数まとめて1枚の大きな基板になっています。それらをカッターで分割していきます。
できたてほやほやのねこちゃんです。
ねこちゃんは完全自動では作れない、面倒な基板なのですが、丁寧に作って頂いてほんとうに感謝です。
駆け足でしたがこれで工場見学終了です。工場の方には現場を見せていただいてありがとうございました。
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