こんにちはコハペペです。コハペペは技術者でありながら、機械や接着剤、排ガスなど工業系の匂いがとても苦手なんです。電子部品屋さんのケミカルな匂いや、新しいパソコンの両面テープのような匂いも、嗅いでいると頭が痛くなってしまいます。
なので、匂いを分解したり消してくれる仕組みがないかなぁと、ずっと前から探していました。

光触媒の脱臭って10年くらい前によく流行っていました。技術系の展示会では、タバコの匂いやアンモニアの匂いをその場で分解して臭わなくするというデモをよくやっていました。小さい会社から大きい会社まで、当時はたくさんの企業が光触媒を使った装置の展示をされていました。今でも光触媒の消臭スプレーなんかは売っていたりしますね。
脱臭の原理は、光触媒に紫外線が当たった状態で、光触媒に物質が触れると、その触れた物質が分解されてしまうことを利用しています。匂いだけでなく、化学物質や花粉、よごれなんかも分解できてしまいます。難しい話はこちらに詳しく書かれています
実験するためには光触媒を入手しないといけません。光触媒は工業用には商品があるようですが、普通の人が入手できる民生用となるとほとんどありません。でも一つだけ実験に最適な商品を見つけました。OTAという会社のウイルスシェルターです。(Over The Airだと思っちゃいました)
この装置、何が実験に最適かというと、仕組みがとってもシンプルなのです。メンテナンスの方法のYouTubeを見ると

中身は光触媒である二酸化チタンのフィルターと、紫外線蛍光灯、光触媒のサンドイッチだけ。原理に忠実な、とてもシンプルな仕組みで、分解もとっても簡単そう。
もうこれで実験するしかないと、1台買ってみました。
早速分解。予想通り分解しやすいです。8Wの紫外線蛍光灯(誘蛾灯用かな)が2本入ってます。光触媒もいい感じに取り外せました。
15cmの正方形の光触媒が8枚も入っていました。これは実験しやすい。

いやいやその前に脱臭の性能を調べないといけません。元に戻して脱臭効果の実験です。
まずは、実験室と呼んでいる4.5畳ほどの部屋で一晩動かしてみました。実験室には電子部品の匂いやハンダの匂いとか混ざって、よく換気はしているのですがこの部屋独特な匂いです。
右の装置が光触媒、左がダイキンの空気清浄機です。ダイキンはプラズマで匂いなど分解するそうですが、その時発生するオゾンの匂いが私には辛いので、ハンダ付けの時だけしか動かしていません。
さて光触媒の結果はどうだったかと言うと、かなり部屋の匂いが減っていました。すごいぞ。光触媒。このまま動かしておきたいけれど次の実験へ。

次の実験は車です。クルマの車内も、機械というのか接着剤というのか、排ガスというのか、長時間運転していると辛いんです。
そこで、バッテリーとACインバータを載せてコンセントの100Vを作って、光触媒の装置を動かしました。
緑色のがバッテリー、青いのがインバータです。光触媒を動かしながら、片道数時間の日帰りの小旅行をしてみました。
結果は、なんか空気いいんじゃないかな?体が楽な気がします。妻も空気がいつもと違っていいかもって言っていました。途中でバッテリーが切れて、帰りは光触媒が動作しなかったので、帰りはいつもの車の匂いに戻っていました。

なかなか光触媒いいんじゃないか?!

特に車に常設したいです。長距離のドライブが楽になるかもしれません。100Vではなくて12Vで動作する光触媒の装置を作らないといけませんね。紫外線の光源は蛍光灯の代わりに紫外線LEDにすれば可能そうです。

上の実験では紫外線LEDで青い物質を分解してます。
光触媒おもしろくなってきました。



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