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ベルトのたるみを直して3Dプリンターの印刷性能向上

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IMG_7102

3Dプリンターの印刷がとても綺麗になったので方法をご紹介します。横方向に動く印刷ヘットを駆動しているベルトのテンションが甘く、たるみが気になっていました。ベルトがたるみは移動の精度を悪化させます。
ベルトのテンションを上げるいい方法がないかthingiverseを探していたらいい物がありました。
これには4つのSTLファイルが入っていますが、この内のBeltTensionerV2.STLがとてもいいです。印刷したのがこれです。

FullSizeRender

これをベルトにこんな感じに噛ませます。
FullSizeRender
横のベルトだけでなく、縦のベルトにも挟んでたるみを無くしました。

FullSizeRender

挟むだけでテンションがいい感じになりました。印刷結果の比較がこちら。

IMG_7102

右が改善前、左が改善後です。
IMG_7103

IMG_7101

改善前は、積層の位置がちょっとずれて、凸凹が発生していますが、それが無くなって表面が綺麗になっています。
ベルトのたるみが無くなったおかげで、位置精度が上がって綺麗に積層されるようになりました。
小さな部品を取り付けただけですが、効果が高いです。Anycubic I3 Megaに使いましたが、ベルトの幅が6mmならば、他の3Dプリンターでも使えると思います。
3Dプリンターが印刷した部品で、その3Dプリンターの性能が上がるって面白いですね。

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