スーパーファミコンのRGB信号を、アップスキャンしてパコソンの液晶モニタで遊べるようにしました。スーパーファミコンのRGB出力は、テレビ用の周波数設定なので、パソコンの液晶モニターには直接つないで映すことができません。そこで、周波数を変換してくれる装置を使って、パソコンの液晶モニターに映したいと思います。使うのはこれです。
アーケードゲームなどのテレビ用のRGB出力を、パソコンのVGA端子に変換することがてきます。今回はGBS-8200を使って、スーパーファミコンのRGB出力を、VGA端子に変換し、モニターに映します。
スーパーファミコンとの配線はこうです。
スーパーファミコンのRGBとコンポジット同期信号、GNDの5本をアップスキャンコンバーターにつなぎます。
普通は、直流カットのためにスーパーファミコンのRGB出力に、470uFくらいの電解コンデンサを経由してからスキャンコンバーターの入力につなぎます。今回はさらに工夫します。スーパーファミコンのRGB信号は、少しボケたような、なまった波形なので、ハイパスフィルターっぽく100Ωと1000pFを並列接続した回路を入れました。パラメータをいろいろ変えてみましたが、この値が一番いい感じにボケが改善されました。ただレベルが下がってしまうので、アップスキャンコンバーターの設定で、明るさを調節しています。この回路の改善結果がこれです。
上がバイパスフィルターなし、下がフィルターありです。輪郭がはっきりとしているがわかるとも思います。
1024x768の解像度でスーパーファミコンがパソコンの液晶モニターに表示できました。RGB接続なので、色にじみや擬似カラーのない、綺麗な発色です。RGB接続っていいですね。
スキャンコンバーターと、RGBケーブル、ちょっとした部品、合わせて3000円ちょっとくらいで、スーパーファミコンが高画質に楽しめるようになりました。
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