久しぶりにハードオフに行きました。するとジャンクのファミコンが324円で売っていました。これは安い。しかもIIコンのボタンが四角いタイプです。珍しいですね。Iコンは普通の丸いボタンでした。修理でもしたのでしょうか。
早速分解して中を見てみましょう。
なんと、SRAMが表面実装になってます。初めて見ました。PPUはアルミの板が付いていて2C02D2602Dと刻印されています。
CPUはRP2A03Eと書いてありますEが付いているので、比較的新しいのかもしれません。。見慣れている基板とかなり違いました。コントローラは古いけど、基板は新しいっぽい、新しいモデルなのか古いモデルなのかよくわかりません。
動作するのか確かめて見ましょう。まずはカセットを刺さないで電源を入れて、映像信号を見てみます。
続いてカセットを刺して電源を入れてみます。
アイスクライマーが動きました。
324円でしたが、正常に動作しました。ファミコンって丈夫ですね。
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コメント
通りすがりさん
貴重な情報聞けて嬉しいです。コメントありがとうございました。
製造番号を見てみたらH2717132とありました。このファミコンは初期型の四角ボタンのファミコンだったのですね。レアな本体を引けて嬉しいです(だからと言って特段何も変わりませんが...)。
表面実装のSRAMは半田のつき方が均一でなく、どうやら手付けっぽいです。これだけ手付けして、DIP部品を乗せてリフローしていたのでしょうかね。だとすると製造コストがかかるので、短命に終わりフルDIPの05に戻ったのもわかります。
ファミコンは物語がいろいろあって面白いですね。情報ありがとうございました。
PPUは、2602Dではなく2C02Dだと思います。2C02のDバージョンかと。
あと、前期型モデル(FFマークがついてないもの)の多くは、05や07の基板が多いのですが、06はレアだと思います(と言ってもとくにプレミアはついてないようですが)。
おそらく筐体裏面の製造番号シールが残っていれば、200万番台後半辺りのれっきとした発売時は四角ボタンの初期型じゃないでしょうか。
06基板の写真を初めて見ましたが、推察するにSRAM調達でDIP品が足りず、表面実装品のために作られたのが06ってことな気がします。製造番号が後の個体で基板が05に戻ってるそうです。