以前作った高電圧発生用の自作トランスを電磁石として使って、メカニカルブザーを作ってみました。
高電圧発生トランスについてはこちらの記事をご覧ください。
このトランスには芯にフェライトを使っています。ということは、電磁石としても使えるということです。
接点を作る
ブリキの板を接点に使います。
ブリキの板は、鋼板にスズメッキした物です。そのため磁石にくっつきます。
またスズメッキなので、スズメッキ線と同じく、ブリキの板に容易にはんだ付けができます。とっても便利な板です。
こんな感じの接点を作ります。
トランジスタで電気を反転
ジャンクの電源から取り外したD13009というパワートランジスタを使います。
このトランジスタを使って、先ほど作った接点がつながったら電気をOFFして、接点が離れたら電気をONするように、信号を反転させます。
完成
さてうまく動くでしょうか?
鳴りました!
アナログな感じがいいですね。
キックバックの電圧がすごい
電磁石がON,OFFする度に、とても大きな電圧が発生しています。試しにネオン管を繋ぐと、オレンジ色を通り過ぎて、紫色の光が発生します。
メカニカルブザーは、音を発生させると同時に、高電圧も発生させていました。
160Vの高耐圧パワートランジスタを使っておいてよかったです。高耐圧でなかったらキックバックで焼けていました。
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