前回は、昼間充電した電気でLED照明を光らせることができました。今回は、暗くなったら勝手に光るLED照明に改造してみたいと思います。
追加する部品は
・CdS(1MΩ) 1個
・トランジスタ 2SC1815GR 1個
・抵抗 1MΩ 1個
です。
CdSは光センサです。明るいと抵抗値が小さくなり、暗くなると大きくなる部品です。光センサを使った回路や遊び方はこちらに詳しく書いてあります。今回はこの回路を追加して、暗くなったら自動で光るようにしていきます。
回路はこのようになります。
前回の回路の、スイッチ代わりにしていた配線の部分を、明るさでスイッチする回路に置き換えました。3つの部品を追加するだけでOKです。
さっそくブレッドボードに刺していきましょう。
まずは、前回の作品のスイッチ代わりの配線を抜いて、下の図のような状態にします。
- 1MΩの抵抗の片方を23b、もう片方を30bに刺します
- CdSの片方の足を23d、もう片方の足を25dにさします
トランジスタを下の図のように刺します。
- 型番の書いてある面の向かって左のピン(エミッタ)を25eに
- 真ん中のピン(コレクタ)を24eに
- 右のピン(ベース)を23eに刺します
最後に下の図のように、24c と青いラインの穴とを配線でつなぎます。
こんな感じです。
CdS(光センサ)を手でおおって暗くしてみて下さい。LEDが光ります。CdSに光が当たるとLEDが消えます。
昼間の太陽光で発電した電気を使って、暗くなったら勝手に光る照明ができました!!
少ない部品で、簡単に作れます。それほど明るくは光らないのがちょっと残念ですが、ナイトライト(常夜灯)にはぎりぎり使えるかなぁ。
次回は、もう少し明るいナイトライトにしてみようと思います。
紹介した部品をセットにしたキットをご用意しました。実験したい方は是非ご利用ください。
コメント