PCBgogoに部品実装をお願いしていたLEDカラーチャート基板が、ついに届きました。
基板を発注した時の記事はこちらです。
荷物が届く
実装アンプルにOKを出した翌日には実装が完了し、基板は発送されました。そして、発送から3日で東京に届きました。
基板は帯電防止チャック袋に入って、帯電防止プチプチに包まった状態で、段ボール箱に入っていました。結構厳重に梱包されています。
それではよく見てみましょう。
綺麗に実装されています。
綺麗に並んで実装されています。また、はんだの形状であるフィレットが綺麗です。さすがですね。
動作チェック
電池を接続
電池をつないで、動作チェックです。光りました!!!!!ちゃんと光るかドキドキだったのですが、光って一安心です。
色々な色のLEDって綺麗ですね。これ、全部違う波長の光なんですよ。
1枚だけ光らない基板が
20個作ってもらったうちの、1つ基板のLEDが一部光りません。このLEDカラーチャートの回路は、3つのLEDが直列に接続されています。このため、1つのLEDに接続不良があると、3つ光らなくなってしまいます。
原因は505nmのLEDの接触不良でした。目視ではわかりませんが、アノード側が導通していません。このLEDは日本から送ったものです。購入から何年も経ったちょっと古いもので、経年劣化により金属部分の濡れ性が不足し、正常にはんだづけされなかったのだと推測しています。
接触不良の部分をはんだ付けすることで、正常に光るようになりました。
今回は私が送った部品が原因というのが濃厚だと感じていますが、製造してもらった基板に万が一製造不良があった場合、PCBgogoはどのような対応をしてくれるのか聞いてみました。
というのも、PCBgogoが供給する部品は全て厳格な品質管理を行っていますが、支給した部品の場合はPCBgogoが品質を担保することができないためです。
このことから、部品を全てPCBgogoで手配してもらって製造していれば、無償で問題解決してくれるということですね。
今回のような濡れ性不良にならないためには、どうしたらいいか聞きました。
ついでに、製造時に動作チェックをしてもらえるかも聞きました。
特殊な検査機器がある場合は、それをPCBgogoへ送ることでその機器を使って検査をします。
今回は実装する部品の一部をPCBgogoに送ったので、その時に検査ジグも一緒に送っていれば、全数検査してもらって全て良品の状態で納品してもらえたんですね。その工賃の分だけ費用がアップしてしまうと思いますが、不良を無くせてかつ受け取った後の動作チェックの省けるので、検査してもらうというのもありかもしれません。
大変勉強になりました。
シールドケース取り付け
基板の背面には、ネオン管を点灯させるための90V発生回路があります。触ると危ないので、シールドケースを取り付けます。
このシールドケースは、鉛蓄電池過放電防止キットを作った時に用意した物です。ちょっと手間のかかっているシールドケースを作った記事はこちらです。
キットの完成
基板はこれで準備OK。あとは他の部品と一緒に袋詰めします。
袋詰めしたら、LEDカラーチャートキットの完成です。
PCBgogoに部品の実装をお願いしたことで、とっても楽にキットが完成しました。途中税関に引っかかるというトラブルがありましたが、PCBgogoが日本語で対応してくれたこともあって慌てずに済みました。
この記事で作ったLEDカラーチャートと分光器のセットこちらで販売しています。

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