ホットエアーガン
ヒートガンよりも先端が細く、温度調節もできるホットエアガン858Dです。
アマゾンでも売っています。
私は、110V仕様の物をAliexpressで買いました。
開封
このような状態で中国より届きました。
開けると、空きスペースにプチプチが詰まっています。
本体、ヒートガン、ノズル、電源ケーブルが入っています。
温度テスト
熱風の温度をボタンで設定することができます。今回は、はんだごてと同じ程度の340度に設定してみました。温度の他に、風量もつまみで調節できます。
熱電対温度計で温度を測定すると、だいたい340度でした。いいんじゃないでしょうか。
多ピンのデバイスを取り外してみる
13本もリードのあるニキシー管を、基板から取り外してみます。両面スルーホールなので、はんだごてとはんだ吸い取り線では、なかなか難しい基板です。
鉛フリーはんだではんだ付けしてしまったので、先ほどテストした340度ではんだを溶かしてみます。
丸く配置されたパッドを、円を描くようにホットエアーで温めます。しばらく温めると、はんだが溶けてメタリックの金属っぽい色に変わります。
前後左右にニキシー管を動かすと、無事に引き抜くことができました。半田ごてでは絶対に無理な基板ですが、ホットエアーガンを使うことで、うまいこと取り外すことができました。
自動で冷却
ヒートガンを置く台にはセンサーが内蔵されています。台にヒートガンが載っているか自動で判断し、台からヒートガンを持ち上げると熱風が吹き出します。再び台にヒートガンを戻すと、送風モードになり冷却が行われます。そして温度が100℃を下回ると送風が止まります。
「---」が冷却が完了し送風が止まっている状態。
これは便利な物を買いました
ヒートガンのように広範囲が加熱されるのと違い、局所的に加熱できるので、部品の取り外しには重宝しそうです。
温度も設定できるので、加熱し過ぎの心配も減ります。
なかなかいい物を購入しました。部品の取り外しの際には使っていこうと思います。
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