レーザーカッターで基板が切れたら、基板を好きな形にカットできて便利そうです。そこで、レーザーカッターで基板が切れるのか実験してみました。
0.8mm厚 ガラスエポキシ基板
まずは薄めの基板から確かめてみます。秋月電子で買った0.8mm厚のガラエポ基板です。
レーザーカッターの下にセットします。
アクリルの設定でカットしてみる
カットの設定は2mmのアクリルをカットする時と同じ1000mm/secというスピードに設定してみます。
カット開始です。ものすごく眩しいです。すごいエネルギーが一点に集中しているかのようです。
カットラインが黒く焦げました。
カットラインは裏面まで貫通していません。
速度を半分にしてみる
速度を半分の500mm/secにして、先ほどの倍のエネルギーでカットしてみまます。
先ほどよりも眩しさがアップ。何やら炎のようなものも見えます。
今度は切れたでしょうか?
若干貫通しているところもある程度で、まだ切れていません。
さらに半分の速度に
移動速度をさらに半分の300mm/secの速度でしてカットしてみます。
レーザーが照射されているところに炎が発生しています。
さらに黒くなりました。
ススがひどいです。
基板がカットできました。
綺麗にしてみる
IPAを使ってススを落としてみます。
ススは全然落ちません。カットはできますが、カットした部分が黒く焦げて見た目が悪いですね。
ベーク基板
続いて1.2mm厚のベーク基板をカットしてみます。
先ほどとエネルギーがほぼ同じの、スピード1500mm/secを5回トレースしてカットしてみます。
ベーク基板もものすごく眩しいです。
一部しか貫通していません。
あと2回ほど追加でカットします。
切れました。
輪郭がボロボロになってしまいました。
まとめ
レーザーカッターで基板は切れるけど、カットラインが焦げて真っ黒になりました。
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