Padaukライラーの使い方、作り方をご紹介します。
Padaukライターはこちらで販売しております。

使い方
USBでパソコンに接続
本体とパソコンとをUSBケーブルで接続します。
パソコンに「PADAUK PROG」というドライブが追加されます。
マイコンのセット
バキュームピックを使って、マイコンをゼロプレッシャーソケットにセットします。
バキュームピックは、ペンについているボタンを押しながら先端をパッケージに押し当て、ボタンを離します。するとペン先にマイコンが吸着されます。
ゼロプレッシャーソケットは、ソケットの左右の部分を上から押し込むと、ロックが解除されます。
マイコンのパッケージは、8ピンから16ピンまで対応しています。ソケットの手前側に描かれている図のように、8ピン、14ピンの場合は手前側のピンをソケットの手前側に揃えてセットします。
SOT32パッケージの場合には、左下を1番ピンになるようにセットして下さい。左右で2つのソケットがありますが、どちらに入れても構いません。しかし、両方同時に入れることはできません。
書き込み
binファイルまたは、ihxファイルを、「PADAUK PROG」ドライブにドララッグ&ドロップ(コピー)します。
「WRITE」→「VERIFY」→「OK」の順にLEDが点灯します。
「FAILE」の場合には正しく書き込めていません。もう一度ファイルをドラッグ&ドロップしてみて下さい。
便利な使い方
ボードの手前側に2つボタンスイッチがあります。
ダンプ
黄色のボタンスイッチを押すと、マイコンに書かれたプログラムをダンプすることができます。
「PADAUK PROG」ドライブを開くと、ダンプしたファイルを見ることができます。
- DUMP.BI_:拡張子の最後が伏せてありますが、binファイルです。拡張子をBINにすると書き込みが開始されてしまうため、BI_となっています
- DUMP.TXT:テキストエディタで見やすい形式のテキストファイルとなっています
再度書き込み
「ONE MORE」ボタンスイッチを押すと、最後に書き込んだファイルを再度書き込むことができます。
同じプログラムを複数のマイコンに書き込む際に、ドラッグ&ドロップをしなくても、このボタンスイッチを押すだけで新しいマイコンに書き込みができます。
作り方
はんだ付け
ピンソケット、ICソケットをはんだ付けします。
- 6ピンピンソケット
- SOP16ゼロプレッシャーソケット
- SOT32ゼロプレッシャーソケット(オプション)
の順にはんだ付けします。
SOT32ゼロプレッシャーソケットは、オプション扱いで別売りしております。
ゴム脚の取り付け
基板背面の四隅に、ゴム足を貼り付けます。
アクリルカバーの取り付け
アクリルカバーの保護シートを剥がします。セロハンテープなどを貼り付けてから、引っ張ると剥がしやすいです。
付属のネジで四隅にねじ止めします。
完成
以上で組み立て完了です。
このキットは、こちらで販売しています。

マイコンPFS123(PFS173の後継で完全互換品)も販売しています。SOT32パッケージ(PFS123-U06)とSOP16パッケージ(PFS123-S16)があります。ADCも搭載しPadaukローエンドシリーズの中で最も高機能なマイコンです。Free PDK開発環境ではPFS173として開発できます。

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