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透明基板の電球型キーホルダーが完成しました!!

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PCBgogoから透明基板が届いたので早速組み立てました。記事の最後にプレゼントもありますよ。

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PCBgogoから基板が届く

注文してから届くまで20日。2種類の透明基板が届きました。

というのも、透明基板+透明レジストで製造した基板のレジストに、気泡が混入てしまったことで、作り直しになったためです。

作り直しになったのですが、透明レジストの在庫が切れてしまったため、作り直しの基板は透明レジストの代わりに絶縁コーティング剤を使用することになりました。

このため2種類の基板が届きました。

上の写真の左が透明レジストの透明基板で、右がコーティングの透明基板です。透明レジストは光が拡散してしまい透明に見えません。コーティング剤は完全に透明ではないものの、ある程度透明です。

結果的に、コーティングに変更になって良かったと思います。

しかしながら、部品面のレジストが塗られる部分にコーティングがありません。配線が剥き出しになってしまっています。

PCBgogoに確認したところ、要望があればできるとのことなので、注文時に指示が必要です。

仕方がないので、実装後に絶縁のためのコーティング剤を塗ることとします。

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組み立て

クリームはんだの印刷

透明基板が動かないように、周囲を基板で取り囲みます。

メタルマスクを上に乗せ、位置合わせしてマスキングテープで固定します。

メタルマスクの奥側にクリームはんだを載せます。クリームはんだには普通のオーブンで簡単にリフローできる、低融点鉛フリークリームはんだを使います。

ヘラの部分がしなるパテベラを使って、クリームはんだを手前に引き寄せながら印刷します。

クリームはんだが印刷できました。

部品の実装

表面実装部品を実装します。実装には、ピンセットではなく吸着ピンセット HAKKO394を使います。

ノズルにはこれを使います。

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電動バキュームピックHAKKO394の純正よりも使いやすいノズルのセットです

部品はテープから直接吸着します。極性のある部品は、テープの中では全て同じ向きに収納されています。テープから直接吸着するとこで、必ず同じ向きに吸着できるので、向きを揃える必要がありません。

ピックアップする向きと、実装する基板の向きを揃えておくことで、部品を回転させることなく、そのままの向きで配置することができます。

LEDなど、同じ向きに実装する部品が多い基板の場合に、この方法で実装するととても素早く実装することができます。

全ての部品の実装が終わりました。

リフロー

熱風が庫内を循環するコンベクションオーブンでリフローします。

低融点鉛フリーはんだなので、90度→130度→165度と温度を変化させてリフローします。

リフローが完了しました。

コーティング剤の塗布

今回の基板はなぜか部品実装部分にコーティングがなく、配線が剥き出しです。そこで防湿コーティング剤を塗ります。

45度で2時間乾燥させます。リフローに使っているコンベクションオーブンは、低温加熱も可能なので、乾燥にも使えます。

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完成!

表面のLEDは手はんだで実装しました。電池を入れてタッチするとLEDが点灯しました。

ただ、タッチの感度が悪く、タッチしても点灯しないことが多いです。

上の動画のように、背面のコイン電池と表面のTouchの部分を、指で同時に挟むとLEDが点灯することがわかりました。

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14名様にプレゼント!!

PCBgogo様のご協力により、今回作った透明基板のキーホルダーをプレゼント致します。PCBgogo様より10名分、kohacaftより4名分の合わせて14名様分ございます。

透明基板を実際に手に取って頂いて、透明基板で何が作れるかなぁって思いをめぐらせて頂けたら嬉しいです。

ご希望の方は、下記のgoogleフォームよりご応募ください。

2024.9.4 追加 頂いた個人情報を全て削除致しました。
2024.7.31 追加 上限に達したため終了いたしました。多数のご応募ありがとうございました。

ご応募頂いて2営業日程度で発送致します。頂いた個人情報は、発送とサポートのみに利用し、第三者への提供はありません。また、安全のため発送より1ヶ月程度で情報を削除致します。以降もサポートは致しますので、何かございましたら応募時に届いたメールに返信して頂ければと思います。

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使い方

電池を入れる

コイン電池は文字の書いてある面を上にします。爪の下に電池を挟み込み、爪と反対側のコイン電池を指で押し込みます。

点灯消灯

場合によってはTouchと書かれた部分をタッチすることで、点灯消灯できます。しかし、ほとんどの場合、上の動画のように、Touchと書かれた面と背面のコイン電池を同時にタッチする必要があります。

タッチセンサの反応は悪いですが、是非是非ご応募頂いて、透明基板がどういうものが実際に手に取って感じて頂ければと思います。

ご応募お待ちしております。