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DG12B VFDにRTC機能を追加して時計になりました

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RTC ICの制御と時刻設定機能を追加して、ようやくVFD時計となりました。

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RTC ICを使う

このボードにはRTC ICのRX-8025が載っています。このICはライブラリがArduinoにあるのでそれを使うことにしました。

ただこのライブラリは年の取得と登録が素直なBCDではないようで、年の情報が正しく読み出せない場合があり、その値で時刻を設定しようとすると異常な時刻が保存されてしまうことがありました。

そのため、ライブラリの年の読み出しと書き込みとを、通常のBCDで行うよう修正しました。

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ボタン2つで時刻設定

このボードの背面には「SET」と「UP」のボタンが搭載されています。「SET」を2秒以上長押しすることで時刻設定モードに入ります。

最上位の桁から数字を1桁ずつ設定していきます。設定する桁は数字が点滅します。その際、明るさが100%から10%の間で点滅します。完全に消灯しないことで、暗転時も数字も読めるので可読性が良くなりました。

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時計になりました!

DG12BのVFD回路がようやく時計になりました。上の動画は、時刻の設定した後に、USB電源を抜いても時刻が保持されている様子を撮影したものです。

クロスフェードの機能で、数字がふわふわと変化します。設定する桁の点滅も完全に消えないのがいい感じですね。

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さて次回は

このボードは制御マイコンにESP32を使っています。無線LANの機能があるので、自宅のWiFiにつないで、インターネットのNTPサーバから現在時刻を取得する機能を追加したいと思います。

以下のリンクはこれまでの歩みです。